2015年03月
2015年03月31日
”３匹のおっさん”
有川浩 ２００９年 文芸春秋 同じ町内に住む幼なじみのおじさん３人。剣道教師にて定年退職者、居酒屋を息子に譲った柔道オヤジ、メカの天才がヒマにまかせて町内の防犯活動に取り組んだ。次々に起こる怪事件難事件珍事件。主人公の孫のいまどき高校生がよく描かれている。嫌味のない小説。
今日の運勢「外出先で予期せぬ失敗」朝方蕎麦屋仕入れにジャスコに行ったら地下駐車場に入ったところ途中で止められてしまった。身障者用リフトバスのリフトが下がったところへ後続の乗用車がつっこんでリフトに乗り上げ車輪がはさまったらしい。けが人はないようだが警備員がうろうろして交通整理ができていない。バックで出ようとして後方誘導してくれ、といったら一方通行なのでバックはできない、という。そりゃそうだが事故だから誘導してくれ、といっている。これも自分の失敗の一部か。
明日の運勢△「古い面倒な問題が再発する暗示。物事の判断は冷静に且つ明確にせよ」
2015年03月30日
”噴水公園”に今季初デビュー
きょうは天気も好く温かくて蕎麦屋のストーブも点けなかったほどだ。桜も一気に開花したようだ。蕎麦屋へ来たお客の話によると東名インターから市内に入る”さくら道”は大渋滞だったという。車の中から花見をしていた、ということだ。夕方もあまり天気が好いので”噴水公園”へ今季初めて出かけた。噴水公園というのは旧警察署を取り壊して交番と市役所駐車場に作りかえたがその一角にできた小公園だ。水源から引いてきた地下水を小さな噴水に仕立て小さな池をめぐらせている。
ここに東屋とベンチがありここ２〜３年天気の好い夕方は家からつまみを持ち込んで本を読みながら一杯やるのが楽しみだ。で、きょうは今季初出張となった。サントリーが最近売り出した”柚子酒”（１０％）を水代わりにして２５度を飲んだが結構なものだった。ただ４時半頃になったらやはり寒くなって早々に引き揚げたが。
今日の運勢「新しい情報が知人から舞い込む」ちょっとそれらしきものがあった。
明日の運勢▼「外出先で予期せぬ失敗をする暗示。難問があったら原典に立ち返れ」
2015年03月29日
最悪の日
まあこういう日もある。蕎麦屋にふたりの（親娘？）オバタリアン入場。キノコ蕎麦とトロロ蕎麦注文。ところが両者とも半分を残して退場。「昼ごはん食べてきたばかりなので」といって薬を飲む。おいおい本当に満腹なら入ってくるな。どうもスパイでなければ嫌がらせではないか、と思う。というのも入店早々「○○さん知ってる？」と聞いてきたが聞き覚えがないので「知らない」と答えた。どうもあのへんからおかしかった。開店から１０ヶ月、揃って提供食を残されたのは初めてだ。”梅抱き天神”のお社譲受けについて。候補が大小ふたつあって勿論はっきり貰う約束したわけではないが大きいほうはだめだ、と断られた。その理由が大きいほうは「１００万円もするので」ということのようだ。屋根がちゃんとした銅葺きだし新品買えばそうだろう。けど境内の裏藪に朽ちる格好で置いてあるもの。ちゃんと崇敬する相手に断られの理由が”カネ”かあ（当方としても全く”タダ”で、というつもりではない）。がっかりした。
そこで知り合いの彫刻家に電話した。この人は地元町内会として毎年”道祖神”のお社立替に加わっている。そのお社は竹の骨組みで屋根に杉葉を被せたもの。数人の男で２〜３時間でできるらしい。簡単だがなかなか趣のある姿だ。これを作りかた指導してもらえないか、と言ったらもごもご言って理由はっきりしないが断られた。彼にはこの程度の求めに応じる義理がある、と思うんだがなあ。
と、恥ずかしくも愚痴がでる日だった。（暦本でみるときょうは庚申”不成就日”＝何事もならず。”大安”＝それで神主が忙しかったのか。”除”＝病院可、金貸し不可。”虚”＝学問に吉、相談事は凶。
今日の運勢「商売は堅実に。人の喜ぶことは福運」上述のとおりまったくだめ。
明日の運勢△「新しい情報が知人から舞い込む暗示。自己過信すると思わぬ損失がある」
2015年03月28日
”コスプレ”撮影会
水無川畔を通りかかったらコスプレの撮影会をやっていた。撮影会というよりコスプレの愛好者が集まって自分だけの写真を撮りまくっている感じ（ほかのグループの写真は撮らない）。”反射板”まで持ち込んで本格的な撮影だ。きっと愛好団体の雑誌に載せるためだろう。何ヶ月かに一度ネットを見ると特にヨーロッパで（フランス、ドイツで）愛好イベントが多く開かれているようだ。アメリカ発の映像は見たことがない。ヨーロッパでは”仮装””仮面”という文化が古くからあるためだろうか。ただ日本では最近かぼちゃの仮面や魔法使いの仮装をする”ハロウィン”の行事が冬の町に繰り出しているがこれはアメリカの影響だろう。
初めのうちこの連中を見るとぎょっとしたが人畜無害ということがわかって最近では笑って見る事ができるようになった。写真の女の子も「写真撮っていい？」「いいよー」「なんのコスプレ？」「ゲームのキャラ」といった具合でまことにあっけらかんとしたもの。ただ女の子のコスプレはまあそれなりだがグループの中には男の子中心に１０人くらいが競輪選手のような格好でしかもお化粧していたのがいたがこれはちょっと気持ち悪かった。なんのキャラなんだろうか（聞いてもわからないが）。変なお遊びがはやりだしたものだ。
蕎麦屋に大工のＳ氏が来る。彼は木彫をやる人にて礼の”梅抱き天神”の拓本を渡して板に彫ってもらうことにした。
今日の運勢「再生復活に意欲」うーん、これはどうかな。
明日の運勢○「商売は堅実に努力を積み重ねる時。人の喜ぶことは自分の福運となり返る」
2015年03月27日
”新しい発想”ウェブラジオ
タウン誌の地元責任者Ｎ君が来てくれた。ウェブラジオへのニュース提供について。当市内にはウェブラジオ局があり毎日午後４つのチャンネルで放送している。内容は音楽が中心である。４月からは２４時間放送にするとの意向だ。ただ放送内容はほとんどがテープのループ放送で”ナマ”はリクエスト曲の枠をつけるだけのようだ。ナマ放送できるので”ニュース”はやらないのか、と聞いた。先日見学に行ってきたが場所・器材が揃い主宰者のやる意思はあるが人材とノウハウがないので手をつけられないでいる、と。（＝特に”放送局”として災害時には活躍したい）
そこでひらめいた！ ニュース取材は時間がかかるが既存のメディアと提携すればいい。具体的にはタウン誌との提携だ。いま週２回発行されているタウン誌の中から一般ニュースを提供してもらい放送原稿にしてアナウンサーに渡す。事件ものでさえなければ１日２日遅れても地域のニュースとして成り立つだろう。それになにも当市関連ばかりでなく（ウェブ自体が世界に発信しているのだから）近隣地域のタウン誌とも提携して別のニュースも取り入れることができる。
当面これが実行できればニュース媒体として認知され市役所や警察、消防から取材しやすくなる。放送原稿への書き直しとアナウンス（人、リソース）については別のアイデアがある。
これについて説明したところＮ君は大いに乗り気でとくに問題はなさそうなので上に計ってみる、といっていた。＝資金やり取りが発生せず、タウン誌としても新媒体実験できるので。
きょうの運勢「新しい発想や着想が湧いてくる」これは大当たり
明日の運勢▼「再生復活に意欲を燃やし準備する日。集中して考え要点を絞って対応せよ」
小山”梅抱き天神”２回目
静岡県小山町の小山神社に２回目の訪問。前回以降さまざまな歴史事実が分かったがその確認と我々採拓者ふたり（同行のＩ氏）の分の拓本を採っていなかったのでその分。前回と同じく神社隣に住むＭ氏が出迎えてくれる。作業前の茶飲みでＭ氏をたんなる近所の氏子役員のひとりかと思っていたらそれだけでないことがわかった。もともとこの神社は大正２年（１１０年ほど前）小山町内４つの神社を統合（合祀）したものだが土地はＭ家が提供したのだって。それで住居がすぐ隣ということもあって人一倍尊崇の念が厚いわけだ。前回行ったときには見かけなかった紅白の梅の苗木が像の左右後方に移植されていた。
それと天神さんのお堂を作る件だけど中古の（銅ぶき屋根の立派なもの）お堂を譲ってくれる申し出がある。これを写真で見せたらＭ氏がその話を進めてくれ、というのでそういうことにした。話はとんとん拍子に行くものだ。なお小生が受け取った天神さんの拓本は大工のＳ氏に渡して板盤に彫ってもらうつもり（まだ話していないので引き受けてくれるかどうかはわからないが）。
今日の運勢「家屋不動産の問題」って”天神堂”のことじゃないよな。
明日の運勢●「新しい発想や着想が湧いてくる日。理想と現実の差を埋める人が偉人」
2015年03月25日
”群書治要”４回目
東京の中国人グループから４回目となる”群書治要”の日本語訳原稿を送ってきた。日本語として適確かどうか校正するわけだが彼らが訳した日本語訳そのもよりその元文となった白話（現代中国語）が原文である漢文（古代中国語）と隔離する部分があるように思えてしかたない。１回目では小生の考えで漢文原文に近い形に直したが注文先の希望に依って白話の日本語訳と割り切って取り組むことにした。それにしても今回は原文を日本語で解釈した「論語」「尚書」「孔子家語」「孝経」「晏子」「老子」「礼記」「呂氏春秋」「史記」それに「周易」という１０種類の抜書き資料を送ってきてくれた。これだけでもたいへんな努力だ。
彼らが尊崇する中国人の僧侶が５月に来日するとかでできればそれまでに本に仕上げたいらしい。そして１回目の小生校正分はすでに香港の印刷会社に送ったのだという。小生としては仕事はゆっくりでいい、という約束だったはずだがこりゃ忙しくなった。それにいままで送った分は第１次草稿と思ってさらに校正するつもりだったがどうなることか。４回目の原稿を受け取っても残りはまだ２倍以上あるだろう。
田原ふるさと公園に行ったら畳３枚もあるという「大凧」をロープで揚げていた。個人なのでこれはすごい。（写真）
今日の運勢「恋が芽生え」これはなかった。「批評の中にも役立つ」上記文献校正のことかなあ。
明日の運勢△「家屋不動産の問題が生じやすい時。普段通りの実力を出して自身を持て」
2015年03月24日
「破断」〜越境捜査３
笹本稜平 ２０１１年 双葉社元右翼の大物が死体となって発見された。傍らに拳銃があり地元警察は自殺の判断。しかしその拳銃が日本警察専用の”ニューナンブ”であったらしいことは隠蔽された。これに気づいた主人公グループが拳銃の出所を追う。
”ニューナンブ”は新型拳銃への移行に伴って大量に廃棄されたはずだがひそかに偽装されて輸出されていた。そのからくりの裏には日本公安警察の陰謀があった。それを暴く刑事警察。
警察（公安）には”転び公妨”という捜査手法があるという（本文）。捜査対象を確保したいが適当な罪名が見当たらない場合、警察官が相手の前で転び、足を引っ掛けられた＝”公務執行妨害”で逮捕、というやりかたがあるそうだ。恐ろしいなあ。
今日の運勢「勝負事や贅沢」なかった。
明日の運勢△「恋が芽生えたり結婚成立となる暗示。批評の中にも役立つことはあるもの」
2015年03月23日
地方都市のテロ対策
市役所前を走っていたら消防車複数の通過で規制された。なにかと思ったら駐車場で「テロ対策特別訓練」の小さな看板あり。車を停めて覗いてみる。写真を撮ろうとしたら隣に偶然顔見知りの市職員Ｓ君がいた。声をかけると彼の課の担当で初訓練だという。じゃあとで電話取材するよと言って写真だけ撮った（ただし規制テープがありなかに入れない＝写真）。
後刻電話で聞くと市役所ロビーで男がペットボトルに入った液体を撒き被害者多数が出ている、との想定。県警ＮＢＣ部隊、消防防護隊、市職員および視察席をふくめ１００人ほどが参加していた（一般市民参加は今回なかったようだ）。
訓練の詳しい内容は聞かなかったが国から地方自治体でもこの種訓練を行うようにとの指導があり本市初の訓練だという。しかしほんとのこといってこんな事件が目の前に起きたらただ逃げるしか能がないだろな＝だが逃げるったってどこへどういうふうに？やはり事前に危険情報を得ることが（国家・自治体段階で）もっとも重要だ。
今日の運勢「昔の友から迷惑を受ける」なかった。
今日の運勢◎「勝負事や贅沢に走りたくなる時。目標が明確なら迷わず前進せよ」
2015年03月22日
じゃがいも3０キロ！
なんか酔っ払ってネット通販を覗くと不必要なものを買うことが多い。今回はジャガイモだった。２箱買うと１箱おまけという宣伝につられて申し込んでしまった（もともとジャガイモは好きだ＝特にマヨネーズのサラダ。しかも奥さん手製じゃないとだめ）。申し込み要綱・値段をよく見ないで注文した。１箱おまけというからなんとなく１箱が２〜３キロくらいという感じがして。値段もいくらだか分からない。たしか３箱で２０００円？
そして届いたら１箱が1０キロ入り！だった。１箱は「十勝こがね」、２箱は「北あかり」という種類だ。こがねのほうは柔らかくて煮物用、あかりのほうは硬くてサラダ用に適しているという。さっそくたべてみたがうまかった。それにしても3０キロは喰いでがある。息子の家や友人にも分けた。当分ジャガイモには困らないが発芽が心配だ。
夕方きのうに続きかっちゃんカラオケへ行く。ほかに客なく今後の経営について雑談す。ことしは８０歳になると思うが続けるだけ続ける、という。後の経営を引き受けたい、という希望者が何人かいる、と言っていた。なにしろ自宅から３０分車で運転してくるから雨の夜道なだが心配だ。本人はいたって意気軒昂だが。
今日の運勢「良い相談事」かっちゃんの話は良い相談事とはいえないし。
明日の運勢△「昔の友から迷惑を受ける暗示あり。努力の積み重ねは後で必ず報われる」
2015年03月21日
2015年03月20日
地下鉄サリン あれから２０年
もうあれから２０年だって。速いなあ。あの日国際ニュース担当で泊まり明け。午前９時からの１５分ニュースが最後の担当で終れば日勤勤務者に仕事を引き継ぐところだった。ニュース編集中の８時ごろ社会部から一報「地下鉄でけが人複数」。はじめはなんだか分からないしこれだけでは放送できないので様子を見ていた。そしたら９時前になって第２報「複数の地下鉄駅で倒れている。救急車３４台が出動」。えっ、救急車が３４台だって？ 異常な事態が起こっていると判断。社会部から原稿として出稿されたのでもうすでにアナウンサーに渡していた放送原稿を差し替えて電波に乗せた。世界への伝達では多分一番速かったのではないか。
それからがたいへんだったな。一連の地下鉄サリン事件とオウム教団の捜査・解明。首謀者の麻原は死刑の判決を受けながら未だに犯行否認（責任能力）で争っているらしい。ほんとになぜあんな事件を起こし教祖に従ったのだろう。被害者がかわいそうだ。（小生当時は地下鉄千代田線、丸の内線を常用していたので巻き込まれる可能性はあった）
本日出雲大社相模分祠へ行く。古いお社（祠）譲受の下相談。
今日の運勢「持病や古い病に注意」なんか最近右の足が重い。足の長さが左右異なることによる負荷偏重のせいではないかと思っている。整体にいくつもりはあるのだが。
明日の運勢○「調子の良い話が持ち込まれやすい日。焦ってもやる事をやらねば進展せず」
2015年03月19日
彼岸の墓参り
朝から雨模様。奥さんと墓参りに行った。庫裏へより来月２日が命日のおじじの供養経について依頼してきた。早いものだ。おじじが死んでもう４年か。まだ生きていて２階でカラオケやっているように感じて胸が詰まる。墓地は雑草も生えてなくきれいだったので掃除することもなく（雨も降っていたので）線香と花を手向けて手を合わせただけで帰ってきた。
当寺では本堂新築の真っ盛りである（写真）。屋根が立ち上がり内部造作にかかっている。その棟や柱の太さに驚く。最近ネットで日本の職人の仕事ぶりを見ることが多いがこの本堂もそのような手順で作業が進んでいるのだろう。
今日の運勢「失業者には就職の道」空き家になっているアトリエ２４６の建物ついて再利用の話あり。このことかな。
明日の運勢○「持病や古い病が再発する暗示あり。批判は気にせず初志貫徹せよ」
2015年03月18日
大震災救援”きずな”展
ギャラリーぜんにて開催中。地元の作家２５個人・団体が出品して売り上げ一部を支援している。見捨てられた犬猫を介護しているグループの写真展があったがたいへんな努力だなあ。（まあちょっと犬猫だけにこんなに努力を傾注するのもなんだかなあ、という気がしないでもない）若い作家３人が来合わせてしばし談笑。（他の作家出品者を”作家さん”と呼ぶのはなぜか自分たちの”エリート臭”を感じる）
ギャラリーでは４月１０日から「蚤の市」を開くというので出店申し込みをしてきた。久しぶりの一般出展なのでどんな品物を選ぶか心楽しい。
このギャラリーには魚の行商おじさんが売り込みにくるがちょうど居合わせた所に来た。まぐろの”すきみ”１００グラム５００円。さんま干物２匹５００円。若い作家が”すきみ”という言葉を知らなかった。小田原近辺海沿いの方言かも知れない。
今日の運勢「名声や名誉。的確な判断」うーん、フェイスブックのやり取りでちょっと問題があったかな。
明日の運勢▼「失業者には就職の道が開けるはず。自信を持ち積極的に取り組んで吉」
2015年03月17日
ウェブラジオ局を見学
きょうは当市内にあるウェブラジオ局を見学し主宰者と意見を交換した。主宰者は映像・音声制作者として仕事をしている傍らウェブで毎日午後（土日を除く）放送している。ただし内容は”インディーズ”といって独立性の高い音楽グループの音楽が主体のようだ。小生の目的は特に災害時に活躍できるナマ放送（ニュースを入れ込んで）ができるかどうか、ということだったが主宰者の話ではやる気も器材もあるが人材（資金）と取材のノウハウが不足しているとのことだった。
器材を見せてもらったがたしかにここで十分機能できるように見えた（災害時の自家発電機もあり映像編集器もある）。ニュース取材については小生にあるアイデアがあるのであとはコマーシャルの問題が大きいとみた。暫くリサーチしてみよう。
今日の運勢「意欲旺盛で貯蓄」前半は当たっているが後半はなし。
明日の運勢●「名声や名誉を得られる暗示あり。的確な判断力を身に付けよう」
2015年03月16日
”紅玉”リンゴシードル
ＮＨＫ連続ドラマ「マッサン」はちゃんと見たことないので好いとも好くないとも評価できない。ただ先日ちょっと聞こえてきたのはニッカが当所リンゴジュースを作る、ということで設立された（？）という部分だった。１０日ほど前ジャスコの酒類売り場ワゴンセールで”ニッカシードル 紅玉リンゴ”というのを販売していた。”限定醸造”としてあり気になっていた。それは容器がガラスであり美しいこと、”紅玉”の名前に惹かれたから。
きょう現場を通りかかったらワゴンがない。しまった、売り切れたかな、と思って店員に聞いたら中の棚に数本が残っていた。特に小瓶は１本しかなかったので即大小１本づつを買った。アルコール分３％。これなら夜喉が乾いたときに飲めるな。
ニッカはこのドラマですごい宣伝になっただろうな。ＮＨＫが現実存在の人間・法人をストレートに取り上げるのは珍しい（＝単発の科学ものを除いて）。競争会社はさぞ悔しい思いをしているだろう。小生もこのドラマでニッカに眼が行き居酒屋で”ニッカプレミアム ハイボール”を注文したらうまかったので贔屓になった。ニッカはＮＨＫ宣伝に感謝して（何億円かの宣伝費効果を）消費者に大還元すべきだ！（そしたらなお競争会社が頭にくるかな？）。おいしかったら残りの数本を買占めに行ってこよう。
本日の運勢「折角の運も口論注意」運も口論もなかった。
明日の運勢△「意欲旺盛で特に貯蓄の関心が高まる。物にこだわらず些細なことに怒らぬこと」
2015年03月15日
2015年03月14日
ホワイトデイに１０００円
きょうはホワイトデイといって先月のバレンタインデイにチョコをくれた女性にお返しする日だって。まったく変な風習が定着したもんだよ（最近の風習でおかしいのは”ハロウィーンのお化け”騒ぎだ）。で小生としても奥さん他チョコをくれた女性にお返しをしなければ義理が立たないがチョコを送り返すのもばかばかしいので現金１０００円を渡して感謝することにした。これが法に適っているかどうかまったく分からん。でもこれでいいのだ。
きょうは蕎麦屋がまったくヒマで「群書治要」の３回目校正を始める。
今日の運勢「落し物」小銭入れが一時不明となったがすぐに発見。
明日の運勢◎「銀行など融資を受けるには最適の日。何事も計画と準備が大切である」
2015年03月13日
中学卒業の”特攻服”
本日本市の中学校卒業式。てれくさそうで誇らしげな連中が卒業証書の入った紙筒を持って歩いていた。公民館に行ったら入り口とロビーが異様な雰囲気。入り口は制服姿も交えた女性とが数人タバコをふかしながら睥睨している。ロビーでは派手な”特攻”服の男子数人がとぐろを巻いている。まあ一つの成人儀式か。ここ１ヶ月中学の体育館脇ではしゃがみこんでタバコをふかす連中を見かけたがあと１年はいなくなるわけだ。何年か前は小生宅の横にまで進出してきたがそれに比べれば可愛いもんだ。（タバコのポイ捨て、酒飲み運転は厳罰に！）
蕎麦屋は久しぶりににぎあう。ここのところ常連さんでくるおじさんが市内一の有名蕎麦屋と比べて当店のほうがはるかにうまいし安い、と言ってくれた。ほかの店の評判も話していったが小生の評価と同じだった。見る人は見ているんだな。
今日の運勢「迷いごとが生じ損失受けやすい」飲みに外出するかどうかで悩んだが結局行かず。
明日の運勢◎「ボンヤリし落し物の暗示あり。思い込みは見込み違いを招く元」
2015年03月12日
第１回郷土拓本勉強会
地元のＩ氏が来たりきょうからいよいよ拓本の実践勉強会を開く。紙や墨などで話すことはあるがまず実践。ということで大きさが手ごろであること、凹凸が少なく採拓しやすいこと、という理由で”白鳳時代”と裏書のある法隆寺の”円瓦当”を選んだ。
風もない室内で乾き具合もよく順調に作業できた。飾って十分鑑賞に堪える作品に仕上がった。次にちょっと凹凸のある宇治上社の半壊半瓦当。これはちょっと難しかったが原理だけを勉強した。
勉強会終了してＩ氏が帰ったところへ静岡県のＭ氏から電話。先日採拓した”梅抱き天神”が実は”渡唐天神”という名前でかなりポピュラーであることを示す資料を送ったのだがその返礼の連絡。勉強会でＩ氏と近々もういちど採拓に行こうと話し合ったばかりだ（写真に撮って”画像処理”して原画の線を浮かび上がらせるようにもしたいし）。そこで早速再来週の木曜日に再訪問することが決まった。
午後３時過ぎストーブ消して店じまいの準備をしていたらおばちゃん２人がバイクで来店。福島県人会の人たちだった。定休日、営業時間を知らないで来たのだがわざわざのお越しなのであがってもらった。急遽お湯を沸かして盛り蕎麦を提供。おやつに蒸かしたばかりの”北あかり”があったので時間待ちに提供。蕎麦もジャガもおいしいといって食べてくれた。盛り蕎麦４００円のところ１００円づつチップをくれておまけに食後の食器洗いまでやってくれた。福島県人っていいよなあ。
今日の運勢「新しい仕事の暗示」＝”梅抱き天神”の話かな？
明日の運勢▼「迷いごとが生じ損失を受けやすい暗示あり。外面ばかり見ずに内面を重視せよ」
2015年03月11日
東北大震災津波 ４周年
４年前のきょう午後４時過ぎ、アトリエ２４６のデスクで本を読んでいた。そしたらゆさゆさ来た。けれど棚のものも落ちないし揺れ方が変だし、あれ、地震じゃないのかな（東京を核攻撃？）と一瞬思った。そして窓の外を見ると車は普通に走っているが道路反対側のラーメン屋のオヤジが駐車場にしゃがみこんでいる。あーこれでやっぱりかなりの地震と思った。すぐに車で帰宅。途中交通信号はすべて消えていたが通行車は互いに譲り合って渋滞はない。水無川沿いにあるコープの灯りが鮮明に川面に映っていたのが印象的だった。
帰宅したら２階にある碁会所のトイレの水道が壊れた、というのでお客さんが直している最中だった。ほかにはお客さん、家族ともに異常なし。
いわきに３年間取材責任者として在任していたので原発はなんどか訪れているし一般の人よりは現地に詳しい。ＴＶにかじりついていたが地震と津波の被害は想像を絶する。ただ当時の官房長官、東電の発表では原発に大きな被害はなかった、と強調していたように思う。そんなはずはない、と思うのだが当局の発表に安心したのは事実だ。
当日は金曜日で翌土曜日の夜、おじじが倒れて救急車で運ばれた。運ばれた先がすぐ近くの病院だったのはなにかと都合よかった。当直の医師は救急の判断ではないのでこのまま帰宅してもいい、といった。午後１０時前のことだ。小生は地震の翌日の夜でもあり１晩だけでも入院して様子を見てもらいたい、と掛け合ったらその通りにしてくれた。おじじはそのまま３週間後になくなったが小生にとっては大地震とおじじの死が重なった春だった。
本日地元の本町中学校の生徒が街頭で復興支援の募金活動を行った。
本日の運勢「仕事に対して熱意がもてない」うーん、蕎麦屋は定休日だし翻訳校正はきの終ってるし。
今日の運勢○「新しい仕事の話が舞い込む暗示あり。全体を見て相手の立場も考えよ」
2015年03月10日
中国治世の考え方”群書治要”
先に中国人グループから依頼されていた”群書治要”の日本語訳校正の２回目を終了。郵送し終わった。この本は１３００年昔の中国・唐の時代、時の皇帝が治世（治政）の心がけにするためそれ以前の書物から有用な文章を取り出して編纂したもの。３６０編あり前回は比較的短い文章約３０編、今回は比較的長い文章約３０編だった。
原文の漢文は簡潔であるが（それだけに解釈、日本語訳は難しい）このグループは原文である古代漢文を現代中国語（”白話”という）に翻訳したものを定本としている。もともと原文が解釈むつかしい＝というよりなぜその文章が生まれたか、古代中国の政治体制がどうなっていたか、などの知識がないと読解困難であるためその説明が長くなる。それを日本語に訳すとさらに長く（冗長）なる。もともと翻訳の目的は一般の日本人にこの書を読んでもらって処世の参考にしてもらう、というのがねらいのようだ。しかしこんなに長い文章では研究者でもない一般人が読んでくれるのだろうか。
古代中国の政治体制ばかりでなくそこに出てくる用語＝聖人（聖者） 人君 大臣 賢士 徳 倹約 など）が一見現代日本でも使われる用語であるのでそのまま使えそうだが実はそうではない。２０００年前の用語と現代訳が全く異なるのでそこに説明が必要となる。
まあいい勉強にはなるがこれがあと３００編も残っているとなるとグループもたいへんだが小生もたいへんだ。誰にも満足してもらえる作品に仕上げるのは相当なことだ。
今日の運勢「失恋はあいてを責めず」これはなかったよ。
明日の運勢○「仕事に対して熱意が持てなくなる日。油断していると魔が差す事もある」
2015年03月09日
”渡唐天神” ”馬子にも衣装”
拓本仲間のＩ氏が来る。先日小山町の神社で採拓した”梅抱き天神像”だが”渡唐天神”という名前で古くからあるモチーフだ、と資料を持ってきてくれた。なるほどネット資料を見るとその通りである。天神さん（菅原道真）は一夜で唐（中国）に渡り仏道を会得して帰国した、という伝説があるらしい。その姿を描いたものが江戸時代、狩野派などによって描かれたらしい（写真）。なるほど片手に梅を抱き中国式の”道服”（神仙道の修行者用）である＝仏教修行なのに道服ってのもおかしいが。頭にハンカチのような頭巾で覆っているのも両者一致＝これなら小山の像を”孔明”と似ている、と思ったのも無理ない。このような伝説と像があるのを知らなかったなあ。
ただ両者の違い。ネットの梅抱きが正面を向いて右脇に梅枝を抱えているのに対し、小山神社のほうは左脇に抱えて顔を左にひねり梅を見ている構図。顔も親しみある人間味が感じられる。小生としては小山のほうが好ましい。もういちど拓本を採りそこから逆に原図を起こしてみたい。かなり期待できる。
きょう久しぶりにネクタイとブレザー姿に変えてみた。単にコートがいらないほどの暖かさなので衣替えしただけなのだが。そしたらまず奥さんが喜んで「似合うから時々ネクタイしたほうがいいね」となんどもいう。蕎麦屋出勤の前に公民館図書室に本を返しに行ったら司書のＮ女史が「かっこいいですね」という。さらに蕎麦屋へ行ったら大家のＭ氏が「お、どうしたの」と驚く。そして訪れた拓本のＩ氏も「何かあるんですか？」と聞いてきた。そりゃそうだ。ネクタイ姿の蕎麦屋ってないだろうな。「馬子にも衣装」「蕎麦屋にネクタイ」って？
今日の運勢「仕事上で名誉や名声」Ｉ氏が先日の「漢詩解読」について謝礼をくれた。よって本日は大当たり。
明日の運勢▼「失恋は相手を責めず自分を見直す時。イエスとノーは明確に明確に示すのが吉」
2015年03月08日
”宝引きさわぎ”寛政８年
佐伯泰英 ２０１２年 角川 「鎌倉河岸捕物控２０」このシリーズも２０巻まで読み進んだ。今回は魚河岸と火消し組の威勢のいい兄さん連中が新年の懇親会を開く余興として”宝引き”（ほうびき）をした。その賞品に自らを名乗り出た芸者が準備中の隣室で殺された。密室である。手口は？ 犯行の狙いは？
今巻で興味を引いた一節はこの事件が”寛政８年”のこととして取り上げられていること。寛政８年とは１７９６年だがこの年号にはちょっとした因縁がある。なんどか取り上げた曲松の「富士山道標」だが（本市最大の石碑道標）この完成がこの年として彫りこまれている（写真）。単なる偶然の話だがこの時代が江戸文化の華の時期だったのだろう。まあ貧乏人にはつらい時代だったが（それは現代でもそうだが）一定水準以上の市民には秩序ある貨幣経済、文化の時代だった。
今日の運勢「親戚から無理な依頼」これはなかった。それらしきものあったかな。
明日の運勢●「仕事上で名誉や名声を得る時。イエスとノーは明確に示すのが吉」
2015年03月07日
おじさんふたり、物価が分からなくて
きのうお土産に貰った芦屋の牛肉佃煮だけど届けてくれた人が高い、高い、というのでふたりで勝手に２万円と決めていた。でもどう考えてもそんなに高いものをお土産にくれるはずがない（ただ相手がお金持ちの芦屋夫人なのでそういうこともあるかな、と思っていたが）。きょうネットで調べたら貰った佃煮と同じものが掲載されていたが（容量、木箱包装で）４２００円だった。税込みで約５０００円か。それならお土産として納得。おじさんふたりが物価分からず、ただ別のおばさんが高い、というので２万円になってしまったのだ。人の噂はおそろしい。
きょうは雨で蕎麦屋のお客さん少なし。中で最近よく来るじいさまが酒は飲まないけどカラオケスナックによく行く、という話をしていた。ママが韓国人で美人だ、としきりに言う。一緒に行こう、との勧誘。新店開拓で行きたい気もするが酒の突き出しがキムチじゃなあ。オレの酒美学に合わない。
今日の運勢「万事予想より下回る」うん、蕎麦のお客さんが少なかった。
明日の運勢△「親戚から無理な依頼を受ける暗示。チャレンジ精神を持って臨むのが吉」
2015年03月06日
京都「青銅器拓本」展 本決まり
京都より拓本・表具のＹ先生が来店。あす東京で講習会を開く前日に当地へ泊まり歓談する吉例なり。お土産に焼酎１本と牛肉佃煮を頂く。ただし佃煮は拓本仲間である芦屋夫人からの委託という。先月東京の拓本展示会で会った夫人が小生から数年前に借りていた鬼瓦と拓本の参考書を返していなかった、その返還と謝礼を兼ねて持参した物だって。芦屋の佃煮はたいへん高価だという。小生は（中身も見ていないが）５０００円くらいかな、と内心思ったけど先生があまりに高いよ、というので１万円くらい？、と聞いてみた。そしたらもっと高い、というので２万円もするの？、と聞き直したらそうだって。びっくり。１２月に京都で先生の拓本展をやることが本決まりとなった。小生所蔵の中国青銅器の現物とその拓本が出展の中心となるのでその打ち合わせ。
夕方駅前居酒屋庄屋にてさらに打ち合わせ。
本日啓蟄というが寒かった。（写真は先日Ｉ氏が持ってきてくれた蕗のとう。テンプラと蕗ミソにした。”野蕗”に限る、と）
今日の運勢「内密事が露見」これはなかった。「周囲の励ましに感謝」これは高額おみやげをもらったことかな。
明日の運勢△「万事予想より下回る暗示あり。人に頼りすぎは自分の目が養えない」
2015年03月05日
2015年03月04日
2015年03月03日
”薬善きのこそば” 雛の節句
きのうキノコ蕎麦を食してくれたお客さんが「キノコの香りがしておいしい。ちょっと漢方薬みたいね」といったのでひらめいた！ そうだ当店キノコ蕎麦は”薬善キノコ蕎麦”と命名して売り出そう。いいネーミングだ。”薬善”とは”薬膳”に似ているがそうではない。薬効は保証できないが干したキノコを３種類使っていること（それで野性の香りが出る）、動物性の肉脂を使っていないこと（油は植物性）、本来蕎麦であること。うん、これなら薬善とうたってもよさそうだ。（なお当店使用の”山伏たけ”は漢方薬にもなっているそうな）
それときのうはメニューが”秋・冬”メニューとなっていたがこれも”春・夏”に変更する必要がある。といっても温かいキノコ蕎麦はのつけ汁を使って”つけ蕎麦”にするだけだが。あ、それと現在２００円のコーヒーを３００円に値上げしようかなあ。
本日ひな祭り。わが家でも何日か前に飾ったがお供えが年々簡素になっているなあ。駅前庄屋にて土佐鶴と焼きハマグリ。
本日の運勢「金銭の出入り」ちょっと居酒屋で使いすぎたかな。「知識が有利」中国人仏教グループが送ってきたテキスト校正に取り組む。７割当たったような。
明日の運勢▼「融通性に欠け不和を招きやすい時。油断していると足をすくわれる」
2015年03月02日
徽宗の”詩帖”を読む
知人のＩ氏が写真を持ち込んできた。何年か前中国旅行に行き桂林で買った拓本だという。（桂林か、懐かしいなあ。３年前までは１０年間にわたり毎年１回以上訪れていた）なんだかわからないので調べて欲しいという。特徴のある文字で見たことがある。文末に”宣和殿書”と記してあるのですぐに分かった。これは北宋の徽宗皇帝（１２世紀前後）が表したものだ。ここまで分かればすぐに調べがついた。台湾故宮に所蔵されているらしい。これを石に彫りさらに拓本に起こしたものだろう。ただ読み方だが文字２行が横につながった２段だ。どこから読んでいいのか初めに迷ったが２行づつ横に読む５言詩であるようだ。そこで以下のように読んでみた。
「穠芳依翠萼 じょうほう すいがくにより
煥爛一庭中 かんらんす いっていちゅう
零露霑如酔 れいろ うるおして よえるがごとく
残霞照似融 ざんか てらして とけるににたり
丹青難下筆 たんせい かしつ しがたく
造化獨留功 ぞうか ひとり こうをとどむ
舞蝶迷香径 ぶちょう こうけいにまよい
翩翩遂晩風 へんぺんとして ばんぷうをおう
芳醇な香りはまだ若い＜梅の＞花の蕾からきて
庭いっぱいに満ち溢れる
露が降りて酔うように潤し
夕霞があたりを溶かすように照っている
その風景は絵筆に現すことも困難で
ただ自然の造化を讃えるばかり
舞い遊ぶ蝶は芳香に行く先を失い
ひらひらとして夕方の風にまかせる」
早春の風景を詠ったものだろう。昔から有名なものらしいがそれは”書体”に関してで”詩”としてはあまり感心できないと思うが。
今日の運勢「思わぬ資金援助」これはなかった。
明日の運勢▼「何かと金銭の出入りが多い時。知識や常識があればあるほどに有利」
